玄米の味

 

玄米の味は、実際に食べたことがある人じゃないと分かりづらいかもしれません。ただ、勘違いしている人が多いようなので説明しておきますが、玄米とは、黄色い殻がついた状態のお米ではありません。そのからは籾殻(もみがら)と呼ばれるものですが、これがついた状態のものだと勘違いしている人がいるようですね。もちろんこの状態では食べることは出来ません。籾殻を取ったものが玄米です。

 

味はというと、人によっては匂いが気になるという人もいるようですが、これは炊く時に塩を入れることで抑えることが出来ます。どちらかというと、食感のほうが気になるという人が多いようです。表面上が薄い皮で覆われているので、噛んだ時に少しぷちっという感覚があります。

 

今まで精白米を食べていた人は、その食感に慣れるまでに時間がかかるかもしれません。ですが、炊き方を間違わない限り我慢出来ないほどの固さを感じることはありません。

 

匂いや味がどうしても気になる人は、小豆を入れて炊いてみましょう。ちょっと茶色っぽい見た目が嫌だという人もいるかもしれませんが、その問題も小豆を入れることで解消します。赤飯のような見た目になるわけなので、あまり玄米であることを意識しないで食べることが出来るようになるでしょう。もちろん匂いも小豆に負けてなくなるので、匂いが苦手で食べられなかった人にもおすすめです。

 

玄米が嫌いな人でも食べ続けることでほとんどの人が慣れることが出来るようなので、まずは一日一食で続けてみましょう。